ケミカルリサイクルPETのご紹介

①ケミカルリサイクルPETとは？

回収された使用済みPETボトルを選別、粉砕、洗浄して異物を取り除いた後、化学的に分子レベルまで分解し、精製したものを再度重合してつくられたPET樹脂です。 分子レベルまで分解することで、不純物の除去を高レベルで行うことができ、石油由来のPET樹脂と同等品質の原料に再生することができます。

②特長、メリット

何度でも繰り返し再生することが可能※1
石油由来のPET（バージンPET）と遜色のない外観（透明性、異物の少なさ）、衛生性※2
再生処理過程における廃PETのロスがほとんど生じない※3
バージンPET製造と比較してCO2の排出量を47%削減

③用途

ＰＥＴボトル、ブリスター、クリアカートン、シートカップ容器、弁当容器など

※1：近年普及しているメカニカルリサイクルでは再生回数に限度があると言われています。
※2：『ポリオレフィン等合成樹脂製容器包装等に関する自主基準に基づく確認証明書』を取得
※3：メカニカルリサイクルの再生処理過程では廃PETのロスは3～4割程度と言われております。